野菜ソムリエとは
日本野菜ソムリエ協会ホームページ 日本野菜ソムリエ協会
野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリスト
引用元:日本野菜ソムリエ協会
野菜ソムリエの資格を取得して約1年になります。資格を取得しようと思ったきっかけは、仕事で野菜や果物を取り扱っているからです。お客様に販売する時に新鮮な野菜や果物をお届けしたい。知識があることで旬や体に良いものを召し上がってほしいという思いがあります。
実際、取得してみてかなり野菜の目利きに関しては知識が増え新鮮なものを選ぶことができるようになりました。今後は北海道の生産者を応援し、全国の生活者に北海道の魅力ある農作物をお届けしたいと考えています。
目利きのポイント
種類によってそれぞれ見るポイントがありますが覚えきれないので、スーパーで野菜や果物を選ぶ時に以下のポイントを見ると良いでしょう。
色
見た目で人を判断してはダメとよく言いますが、野菜や果物は見た目で判断してください(笑)より鮮明に色が濃いもの、色むらがないものを選ぶとよいでしょう。
気を付けてほしいことは、スーパーの売り場の照明と野菜や果物を入れている袋やパッケージです。スーパーの照明は良くできていて美味しく見えるようになっています。私もいいものを選んだつもりでも外にでてみると色むらが合ったりするものをえらんでいたなんてことがあります。証明から外れたところで見ると良いでしょう。また、パッケージも曲者です。みかんなどは典型的でオレンジのネットに入っていますよね。でも、開けてみると青かった、、、なんてこと経験してると思います。パッケージを外すことはできないので、お店の人の人に聞くことで美味しい旬や種類を教えてくれることも一つの手です。
形
りんごはやはり丸くて、おしりまで赤く色がついているものが美味しいです。大根、さつまいもなどの根菜類は程よく太く、程よく細いものが良いでしょう。
触感
触ってみて、張りのあるものが良いでしょう。陳列されている野菜、果物を一番上から素直に取るとスーパーによっては古いものが上になっているので何点かはやり触って見比べると良いです。
切り口
切り口は非常に重要なポイントです。特に葉物類の野菜は切り口で鮮度が大体わかります。切り口が黒ずんでなくみずみずしいものがよいでしょう。果物の場合はへたです。へたが黒ずんでいる柑橘類は時間が経っています。
流通時間
農家さんからスーパーの店頭に並ぶまでの時間が短いものが良いのですが、見分け方は難しいです。ヒントは、スーパーの入り口目の前に並んでいる野菜や果物はお店の顔です。これらの野菜や果物は当日仕入れたものの確率が高いです。お店の顔となる野菜や果物ですからいい商品を並べているはずです。
バナナと値引き品を見る。バナナは時間が経つと熟して黒い斑点が増えます。バナナがいつも黒いものが多いお店は野菜や果物が回転していない証拠かもしれません。また値引き品の状態を見るものヒントです。程度が良いものを値引きしている場合は、早めに野菜や果物を回転させて良いものをそろえようと考えるお店だと思います。
朝一で買い物する。やはり朝一番に並んでいる野菜や果物は鮮度がいいのは間違いないです。時間がある方は朝一番がお勧めです。
野菜や果物の目利きに役立つ本
普段、野菜や果物を買う場所はスーパーが多いと思います。スーパーで選ぶということを前提に私が読んでわかりやすく書いてある目利きに役立つ本を紹介します。
著者の青髭のテツさんは、現役のスーパーの店員さんです。目利きはもちろん、保存方法や節約方法などの情報もあり消費者目線で分かりやすい内容です。
新鮮な野菜や果物を手に入れる方法
スーパーで野菜や果物を買う以外で美味しい野菜や果物を手に入れる方法をお伝えします。
道の駅や直売所
道の駅や直売所は魅力が沢山です。農家さんが直接販売しているので鮮度が抜群です。また生産者の顔が見えるのは安心感があります。旅行をした時には必ず私も立ち寄りその場所でしか買えない野菜や果物を買います。
食べチョク
最近、試してみたのが食べチョクというサイトです。
全国の生産者から農産物や海産物が 直接 届くサービスです。旬の果物は生産地から直接届くのは魅力的です。自分の住んでいる場所では流通していない野菜や果物を取り寄せることもできたり食の幅が広がります。実際試してみたレポートは次回お伝えします。
おわりに
野菜ソムリエの資格を取ったことで、普段食卓で食べている野菜や果物について興味を深めることができました。買い物の時に参考にしてみてください。
野菜ソムリエに興味がある方はメッセージ頂ければさらに詳しくお伝えします。
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